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新宿の隠れ家:ナインアワーズ北新宿(現:ナインアワーズ ウーマン新宿)の探索と体験

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9hours北新宿という新しいカプセルホテルに泊まってみた。
北新宿と名前はついているものの、場所は新宿区百人町にある。
山手線の新大久保駅から徒歩3分の距離にある。
ちなみに、北新宿は一つしかない新大久保駅の改札を出て左に450メートルほど行ったところだ。
新大久保駅からだと、中央本線の大久保駅のさらに先の北新宿1丁目交差点を過ぎたあたりの、大久保通りの北と南側が北新宿になる。

カプセルホテル9hours北新宿は、新大久保駅改札を出たらすぐ右折して横断歩道を一回渡って少し直進すると、右手前方上方に9hoursの看板が見えてくるので、場所はとても分かりやすい。

新大久保駅のから2分ほど歩くと9hoursの看板が見えてくる

9hoursとは不思議な名前だと思っていたが、それなりの意味があるようだ。公式サイトによると、1時間で汗を流し、7時間眠り、1時間身支度して合計9時間。その汗を流す、眠る、身支度するという生活の基本三要素にかかる時間を表しているという。
たしかに標準的にはそのくらいだ。
もしや、ホテルのチェックインからチェックアウトまでが9時間?と一瞬思ったりもしていたが、違っていた。
チェックインは13時、チェックアウトは10時となっており、最長で21時間の滞在が可能だ。

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9hoursの余裕あるロッカースペース

9hours北新宿は8階建のビルの3階から8階に入っている。

ビルの1階はコクミンドラッグ新大久保店、2階は韓国料理店の民俗村だ。

ホテルの入口はあまり目立たないから通り越さないように注意したい。

1階の入口から入りエレベーターに乗り8階のフロントへまず向かう。エレベーターは3基あるが、真ん中以外は1階には停止しない。左右のエレベーターはそれぞれ男性用、女性用エレベーターである。共に8階から自分の宿泊フロアに向かうようになっている。

宿泊フロアから直接1階に降りることはできない。また1階から宿泊フロアに直接上がることもできない。

必ずフロントのある8階を経由することになる。9hours北新宿では各フロアの入口にロックはかからないので、セキュリティ対策なのだ。

ただし、7階のシャワールームと各フロアは自由にエレベーターで往復できる。

9hours北新宿8階のラウンジから見る新宿の夜景

8階のフロントから見る新宿の高層ビル群の夜景がとても美しい。

 

 

チェックインを済ませ、まずロッカールームへ。9hoursが掲げる三つのコンセプトのうちの一つ、身支度をする場所だ。

確かに普通のカプセルホテルのロッカールームに比べると圧倒的に広い。身長180センチ以上の大人が立って入れるぐらいの大きさである。

9hours北新宿のロッカールーム。余裕で身支度できる広さだ

カプセルホテルでよくありがちなことだが、ロッカーの幅が狭いなどのロッカースペースの関係で朝のチェックアウトの時間帯に混雑してゆとりを持って身支度できないことがしばしあるが、9hoursぐらいのスペースがあれば、身支度渋滞は発生しない。

ホテルのコンセプトが確実に反映されている。

チェックインのときに渡されるカードにポッド(カプセル)番号と共に印字されているバーコードをかざすとロッカーキーが開くシステムだが、このホテルでキーが必要なのはロッカーだけである。だから、カードキーはポケットなどに入れておけばよいだけだ。

ただし、カードキーをロッカーに入れて扉を閉めないように注意する必要はある。

9hoursのポッドはシンプルで快適

さて9hoursのうちの7時間を占める睡眠だが、極めてシンプルである。シンプルだから快眠できる。

9hours北新宿のポッド落ち着いた雰囲気

ポッド(カプセル)ユニットは2段だが、上段と下段がポッドのサイズの半分ずれて配置されている。

こうすることにより、上段のポッドにも登りやすくなっているし、上段の振動も下段に伝わりにくい構造になっている。

ポッドの内部だが、これ以上はないと言えるぐらいシンプルだ。快適な寝具があるだけのように見える。
まず、テレビがない。
これは、安眠にはとてもいいことだ。

しかし、スマホ充電用のコンセントは必要なのでは?と思っていたら、見えづらいがちゃんとあった。

9hoursのシンプルなポッド内部
あるのは快適な寝具とコンセント、そして照度調節ライトスイッチのみ

内部を見たとき、一瞬これだけか!?と焦ったが、ちゃんとスマホ充電用のコンセントと調節式ルームライトスイッチはある。
睡眠中に余計な道具は不要である。部屋に色々な設備があるとかえって安眠の妨げになる。
9hoursのメインコンセプトの「眠る」がここに確実に具現化されている。
部屋、つまりポッドの内部に突起物がないのが特徴だ。突起物があると、睡眠中にふと起きたときに頭をぶつけたり、服が引っかかったりと何かと安眠の妨げになるものである。
9hoursのポッドの中に突起物は一切ない。

9hoursの電源コンセントとルームライトスイッチ

9hoursの風呂は?

9hours北新宿に風呂はない。

しかし、コンセプトとして汗を流す、シャワー設備は充実している。ベッド数は200以上あるが、個室シャワールームが15室ある。

これならシャワーを浴びようとしても順番待ちといった事態は発生しない。

サウナや大きな湯船を期待する人には物足りないかもしれないが、その場合は近隣の銭湯、万年湯に行けばよい。公式ホームページはないようだが、以下の「東京銭湯マップ」のリンクが参考にになるので紹介しておく。

万年湯ホームページ(東京銭湯マップ)

9hours北新宿7階の個室シャワールームは15室ある。

シャンプー、コンディショナー、ボディソープはが置かれている。使ってみたら品質は良好だった。

9hours北新宿のシャワールーム
9hoursのシャワールームアメニティ

ベーシックなアメニティも完備されており、無い物と言えば、髭剃りぐらい。歯ブラシと歯磨き粉はロッカールームにタオルと一緒に入っている。ボトルに9hのロゴがあり、「TMANOHADA」と印字されている。玉の肌石鹸株式会社の製品だ。墨田区の石鹸会社である。

玉の肌石鹸株式会社 公式ホームページ
会社の設立年月が1892年9月15日だと書かれている。相当な老舗である。こんなところにも、汗を流すという9hoursのメインコンセプトへのこだわりが見える。

9hoursに泊まった翌朝は?

9hours北新宿周辺の飲食店は多い。

しかし、朝食となると選択肢は限られてくる。ホテル併設のカフェはない。

ホテルの宿泊プランに「ガスト朝食付き」とあったので、朝食はガストでとった。ガスト新大久保店だ。朝7時から営業しているので、よほど早朝の出発でない限りここでモーニングセットを食べるのが一番いい。

店員も外国時にフレンドリーで様々な国の言葉で柔軟に接客している。好印象のお店である。

9hoursのメインコンセプトに「食」はないのだが、朝食をコンセプトに加えるならまず、この「ガスト新大久保店」がくる。


【追記】9hours北新宿は2022年4月29日に『ナインアワーズ ウーマン新宿』としてリニューアルオープンした。詳細は以下URLを参照されたい。

【仮眠やシャワーのみの利用も可】新宿二丁目に女性専用カプセルホテル『ナインアワーズ ウーマン新宿』が4月29日ニューオープン! (daily-shinjuku.tokyo)

ナインアワーズウーマン新宿 | 最低価格保証 | 公式サイト (ninehours.co.jp)

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