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Philipsシェーバー完璧メンテナンス:HQ110クリーニングスプレーの活用法

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電気シェーバーを使っていると、剃られた髭がヘアーチェンバーと呼ばれる場所に溜まっていく。溜まった髭をブラシで掻き出すわけだが、なんだかそれだけではメンテナンスやクリーニングとして物足りないなと思っていた。

ブラッシングだけでは、シェーバー内刃裏側にこびりついた皮脂汚れなどは落としづらい。

また使用するなら、やはりメーカー純正のシェーバークリーナーを使用したいと考えた。

しかし、モバイルシェーバー用のPhilips(フィップス)のシェーバークリーナーは販売されていない。もちろん特定の上位モデル専用のクリーニング液は販売されているが、モバイルシェーバーにも使えるスプレー式のシェーバークリーナーである。

そんな時PhilipsのシェーバーPQ208の英語版マニュアルを読んでいたらクリーニングスプレーに関する情報が得られた。

なんと、フィリップスのシェーバークリーニングスプレーが販売されていたのである。

品番はHQ110である。

HQ110で検索するとAmazonやebayでたくさんヒットする。

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Philipsの回転式電気シェーバー用の潤滑油とは?

Philipsの回転式電気シェーバーはシェービングヘッドクリーニングスプレイによるクリーニングは必要なのだろうか?Philipsの回転式シェーバーは「自動研磨システム」を採用しているからオイルをさす必要はないと一般的に言われているからだ。日本語版のPhilips社のシェーバーのカタログにもシェービングヘッドクリーニングスプレイの記載はない。しかし自分が使っているPQ208の英語のマニュアルを読んでいると、Philipsクリーニングスプレイを販売していることに気がついた。こんな風に書かれている。日本語のマニュアルでいうところの、「故障かな?と思ったら」の個所だ。

英語の取扱説明書ではProblem、Possible cause、Solution、つまり、問題と原因、その解決策として載っていてマニュアルの最後のパートによくあるものだ。英文では、Problem:The appliance makes a strange noise. (問題:製品から異音が出る)。Possible cause: Too much dirt has collected in the shaving heads.(考えられる原因:シェービングヘッドにホコリがかなりたまっている)。Solution: Clean the shaving heads.After cleaning, lubricate the central point on the inside of the guards with Philips Cleaning Spray(HQ110).See chapter ‘Replacement’.(解決策:シェービングヘッドを掃除してください。掃除の後は外刃の内側の中心点にPhilips Cleaning Spray(HQ110)で潤滑油をさしてください)。となっている。

以下に取扱説明書のリンクを載せるが、PQ208/17とPQ209/17は製造年代が異なるだけで、機能や付属品に差はない。同一商品である。また/17という枝番に意味は特にない。

フィリップスPQ209/17取扱説明書

クリーニングスプレーHQ110についての記載は取扱説明書の25ページに出ている

以上のように英文のマニュアルにはHQ110が掲載されている。ここに出てくるシェービングヘッドとは、日本語で外刃のことだ。英語の取説ではGuardと呼ばれている。ちなみに内刃はCutterとなっている。

Philipsのシェービングヘッドクリーニングスプレーは、イギリスのフィリップスのウェブサイトには載っている。

Buy the Philips Shaving head cleaning spray HQ110/02 Shaving head cleaning spray
Use your Philips shaving heads cleaning spray HQ110 to clean and lubricate your shaving heads. A clean shaver ensures ma...

HQ110はCleaning Sprayと呼ばれているが、回転を滑らかにするための潤滑油であり、あくまでクリーニングはブラシで使用するということだろう。潤滑油はブラシクリーニングの後の仕上げといったところだ。

フィリップスの日本販売総代理店の小泉成器株式会社に問い合わせてみると、
HQ110の国内販売はされていないので、あえて輸入品を購入する必要はなさそうだ。
Amazon.comでも販売はあったが、日本への発送は行なっていなかったし、現在はAmazonでの取り扱いはない。米国のフィリップス社のホームページには掲載はある(2024年1月12日)

Buy the Norelco Norelco Shaving heads cleaning spray HQ110/42 Shaving heads cleaning spray
A clean shaver ensures maximum shaving performance. Use your Philips Norelco Cleaning spray HQ110/42 to clean and lubric...

HQ110はebayには出品されており日本へ配送してもらえる。しかし、配送料のほうが本体価格より高い。

Philips HQ110 (ebay)

*ebayで海外にHQ110を注文する場合は注意が必要である。日本への発送を行なっている出品者も存在するが、注文しても発送されても税関でストップしていまい届かないケースが多いからだ。シェーバーに限らず一般的に海外からスプレー缶を購入する場合にも同様のことが言える。

シェーバーから異音がしたら

ちなみに日本語では英語の取扱説明書に出てくる異音の件については説明がない。Philipsの電気シェーバーは潤滑油が必要ないと言われているし、自分で使用していても必要性を感じたことはない。異音の原因がたまった埃や髭であれば、ブラシで除去すればよいだけだし、内刃の摩耗や、外刃の変形が原因なら、内刃と外刃をセットで交換すればよいだけだ。

ただし、軸の滑らかな回転性を維持するためには、潤滑油はあったほうがいいのかもしれない。

電気シェーバーは音が以外と重要である。剃っている時の音を聞きながら剃れているとか、あまりうまく剃れてないなどを判断している。快適にシェービングできている時にはそれなりに心地よい音がシェーバーから響いてくるものだ。異音が発生したらやはり快適とは言えないし、なんとか改善したいと考えるものだ。剃れている剃れていないに関わりなく、電気シェーバーから出る音は耳に心地よいものであるべきだろう。

ましてや、ホテルなどの宿泊施設では他人の耳障りにならないような音が出ていないと、早朝に出発する際など、まだ寝ている人を起こしてしまったりしないかと余計な気を使うことにもなりかねない。

だから、電気シェーバーから異音がしたら直ちに対策を取るべきだと思う。

PQ209の替え刃について

それとPQ209の英語と日本語の取扱説明書を読み較べていて気づいたのだが、以下の文言は英語の取扱説明書には載っていなかった。

「替刃は内刃と外刃で1組です(替刃品番HQ56/51[替刃3個入り] *交換の際、1個余りますのでスペアとして保管しください)」

確かに、替刃はクリーニングの時に落としたりして、片方を失くしてしまったりすることもある。スペアは確かにあったほうがいい。

PQ209の替え刃はPQ209に付属しているClose Cutシステムの替え刃とは異なり、Lift&Cutシステムの替え刃であることにも注意したい。交換する際には左右同時に交換しないと、左右のバランスが取れず切れ味に影響する。

Lift&Cutシステムは上位モデルで採用されているので、切れ味は良いはずだが、人によってはClose Cutシステムのほうが肌にあうかもしれない。その場合、替え刃は販売されていないのでPQ209を再度購入するという選択肢しかない。

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