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フィリップスシェーバーの潤滑油について

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フィリップス(Philips)のポータブルシェーバーPQ208/17あるいは、同等品のPQ209/17には、純正の潤滑油は販売はない。

水洗い可能なフィリップスのシリーズシェーバーには、純正の洗浄液があるが、あくまで洗浄機という位置付けである。

日常のクリーニングには、ブラシを使用するということだが、皮脂汚れが内刃にこびりついていたりすると、ブラッシングでは落としづらい。

やはり、液状石鹸などを使って温水で汚れを洗い流す必要はある。

PQ208/17 、PQ209/17は水洗いはできない。しかし、シェービングベッドを取り外せば水洗い可能である。

PQ208/17,PQ209/17もシェービングベッドを外せば水洗い可能

ユニットフレーム、保持板を外し、ベッドを外せば内刃と外刃がペアで外れる。その後は、このペアをテレコというか、逆にしないように注意する。ペアを変えてしまうと、外刃と内刃のフィットバランスが変わってしまう。

お湯と研磨剤の含まれない液状石鹸を使ってブラッシングすると、ほとんどの皮脂汚れは落ちる。たがお湯洗いを何度か繰り返すと、やはり潤滑油が必要になってくる。オイルをさすのは入念なブラッシング後に刃を乾かしてからである。

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流動パラフィンで潤滑性を

潤滑油として、一般的に幅広く使われているのが流動パラフィンだ。食品用機械などにも使用されているし、ベビーオイルや化粧品などにも使用されている。

今回使用したのはパナソニックのオイルES003Pだ。

パナソニックのシェーバー、バリカン用オイルES003P

主成分は流動パラフィンとパッケージとボトルの裏面に書かれている。

パナソニック オイルES003P、主成分は流動パラフィン

使用方法たが、あまりつけ過ぎないことが大事だ。オイルをつけ過ぎると逆にヒゲクズが刃に付着したり、本体の内部にオイルが入ってしまうことがあるので注意。PQ208/17 、PQ209/17の場合は外刃の中心に一滴垂らすだけで充分だ。ダブルヘッドだから、合計2滴で充分な効果がある。

外刃の中心にオイルを一滴垂らす

オイルを一滴外刃の中心に垂らしたら、ペアの内刃を噛み合わせて、保持板に戻しユニットフレームにはめ込み、本体に装着する。

外刃の内側中心に垂らしたオイルが外側に広がっていく

直接オイルを刃に垂らさないのだが、本体に装着し、スイッチを入れ数分間回転させると、遠心力で外周の網刃や内刃にオイルが届く。

潤滑油の効果は音で判断

潤滑油によって明らかに、回転音がスムーズに聞こえたなら潤滑油の効果はあったと言える。潤滑油をさす前の音をよく聞いて確認しておくと違いがわかる。

もし潤滑油をさしても回転音に差異がない場合は、刃の寿命を疑った方が良い。PQ209/17 、PQ208/17の刃の寿命は約2年である。

自動研磨式ということは、使えば使うほど刃が減っていくということである。磨耗が激しい刃を使用すると、剃り味が悪いので必要以上に強く肌に押し付けたりしてしまいがちである。

今回はパナソニックのES003Pというオイルを使用したが、選択肢は他にもあるので、探してみるのも面白い。

どの潤滑油を使うにせよ、共通して言えることは、オイルをさし過ぎないということだ。

また、オイルをさす前の基本的クリーニングをしっかり行い、刃を乾かしてからオイルをさすこと。

この点には注意したい。

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