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室内でも楽しめる!バーベキューの新たな楽しみ方と煙対策の秘訣

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バーベキューは外で楽しむものと思っている人が大部分だろうけど、果たしてそうなのだろうか?

室内、野外にとらわれずにバーベキューを楽しめれば、娯楽の幅がさらに広がる。

日本語でバーベキューとは(英: barbecue、米国の一部のレストランでは: barbeque)から来ているのだが、元はスペイン語の(barbacoa)だし、さらに語源をたどれば、西インド諸島までさかのぼる。

バーベキューとても歴史の古い言葉だが、基本的に共通するのは、焼くということだ。どこで焼くのかは、問題にすることはない。

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野外バーベキューには制約が多い

東京都立公園のバーベキュー施設一覧

上記の表は、東京都立公園のバーベキュー施設一覧をまとめたものだけど、意外と制約が多い。屋根付きエリアがない場合は、タープを使用することになるが、風の強い日などは厳しい。ごみ捨て場がない場合、ゴミは持ち帰らなければならない

もちろん、手ぶらでバーベキューが楽しめる場所もあるけど、予約が必要だったり、少し家から離れていたりすると利便性がいいとは言えない。

室内バーベキューのメリットは?

室内というか、家でBBQをやることには、メリットがたくさんある。

室内バーベキューなら、水場やゴミ捨ての心配は無用だし、食材も冷蔵庫に保存したものをすぐに使える。夏場などは、新鮮な食材の確保が野外では難しいケースもある。野外バーベキュー施設でも、食材の買い出しに便利な店があったりはするが、自分好みの食材が手に入るとは限らない。

天気が良くなくても、心配無用。タープを張る必要もない。重たくてかさばるバーベキュー機材を車で運んだり、大きなクーラーボックスに食材を入れて運ぶ必要もない。

家の庭でもバーベキューを楽しめるが、注意点もある

家庭でバーベキューをする時の問題点は?

何かとメリットが多いホームバーベキューだが、問題になるのはまず煙である。たしかに、ガスコンロや電熱プレートを使えば煙はある程度抑えられる。しかし、それでは、バーベキューの醍醐味が半減してしまう。やはり、バーベキューには、炭を使いたい。では、炭を使うと煙が上がってしまうので、室内なら相当換気に注意する必要があるし、庭では近所に煙が流れて行かないように配慮する必要がある。

煙が出ないバーベキューを楽しむ方法

煙が出ないバーベキューを楽しむには、炭の選び方がポイントになる。ホームセンターなどで販売されている炭は大量の煙を発生させるので、室内バーベキューでは極力使用を控えたい。

煙がでない炭は、良質の備長炭である。(high-grade charcoal produced from ubame oak)

備長炭にも種類が多いので、購入にあたっては信頼のおけるメーカーを選択するこも大事。国内産の備長炭を選ぶことをお勧めしたい。

ウバメガシの紀州備長炭

写真のように備長炭は、着火しやすい整形炭と違って形が不揃いのことが多いが、不純物が少ない。良い炭の見分け方としては、

  • 断面に黒い光沢があるか?
  • 炭同士をぶつけたときに、キーンという金属音がするか?
  • 水に沈むか?

良質の備長炭を使えば、煙もほとんど出ないし、焼き上がりもカラッとした感じになる。

備長炭にも種類があり、燃え方や温度、着火のしやすさなどに違いがある。燃焼ガスの純度などから考えると国産の備長炭を使用することをお勧めしたい。

正規の紀州備長炭には木炭協同組合の検査合格シールが貼られている

硬質で純度の高い備長炭は叩くと澄んだ金属音がする。

良質な備長炭を購入しようと、ホームセンターなどに足を運んでもなかなか販売してないケースが多いようだ。そんな時は、ネット通販を利用すると比較的簡単に手に入れることができる。

備長炭の最適で安全な着火方法

備長炭を入手したら、次に問題となるのは、着火だ。100均ショップなどで販売されている炭は固形燃料で容易に着火できるが、備長炭はそうはいかない。新聞紙で備長炭に着火する方法など(煙突効果により)も随所で紹介されているが、まず上手くいかないと言っていい。

良質の備長炭に着火するには、ガスが必要だ。しかし、IHの普及によって家庭にガスコンロがない人も多い。その場合カセットボンベをつかうことになるが、注意点は、カセットガスボンベの加熱である。備長炭を入れる火起こし鍋と、カセットコンロの距離が近いとボンベが加熱されてしまうので、分離式ガスコンロを使うのが安全である。

備長炭の着火には分離式ガスバーナーが最適

この写真のようにコンロとボンベの距離を保つことができるので、ボンベの加熱による事故を防止することができる。そして、備長炭の着火の際にもう一点注意しなければならないのは、爆跳(ばくちょう)である。

爆跳は備長炭内部のガスや水蒸気が加熱により一気に膨張し、炭を押し割って炭がバチバチ爆ぜる(はぜる)ことだが、高密度な備長炭ほど激しい爆跳がおこり、備長炭の破片が飛び散る。

爆跳による火傷防止のために、あらかじめ火起こし鍋には金網のザルなどをかぶせておくと良い。

備長炭のの着火には爆跳(ばくちょう)対策も必要

火起こし鍋や、分離式ガスコンロがなくても、備長炭の着火はできる。例えば、カセットコンロに着脱するタイプのガスバーナーを使う方法もある。この場合は、火起こし鍋より時間がかかる。

カセットコンロにに着脱するガスバーナーでも備長炭に着火は可能。

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