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八柱霊園墓地の修復と線香の着火奮闘記

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線香先日修理した八柱霊園の墓の外柵の補修に再度出かけた。今回は墓の左側の外柵の補修だ。前回の反省点を踏まえ接着剤を多めに持っていった。接着剤はアサヒペンの「カベ用コンクリートひび割れ補修材」だ。補修材とは言うものの接着力が強いことは、確認した。道端に落ちている石を2個接着したらバッチリ接着された。

接着強度テストについては、Youtubeにアップした。

問題はどのくらいの量が必要なのかということだった。外側から見るとピタッとくっついているように見えても中は空洞になっていることがあるからだ。

取り外した墓の外柵の写真だが、外周にのみ接着剤が着いている。このような状態だから、石柱の間の隙間を埋めるにはどのくらいの量の充填材が必要なのか検討が付きづらい。

取り外した墓の外柵 外周にのみ接着剤が着いている。

よって今回は多めに接着剤を持っていった。アサヒペンの「カベ用コンクリートひび割れ補修材」は一個200mlだが、とりあえず3個購入した。ところが、、、

これで200ml全て使い切った

隙間の容積が予想以上に大きく、一面で200ml使ってしまった。
底面の接着もあるのだから、三面の側面でギリギリだということが判明。
なんとか、200ml×3本で補修作業を終えた。
外から見ると隙間が埋まってないように見えるが、しっかり接着されたはずである。

石柱の隙間は目立つが内部は接着されている。

二回来れば作業完了と目論んでいたが、あと1回は最後の仕上げが必要なように見えた。
だが、目的は石柱の固定にあったのだから一応作業完了ということにしておこう。
前回作業した石柱を強く手で押してみたが、全く動かない。
残っているのは、外見的な問題だけだ。

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問題は墓参りの線香の着火

せっかく墓にやってきたのに、修理だけで帰るわけにはいかない。

線香をあげなければ!

しかし、、、線香は着火が難しい。家の仏壇では、一本だけに火をつければ済むので簡単だけど、墓ではそうはいかない。線香1束に着火しないといけないのだ。

線香の束に均等に着火するのは難しい

線香の束に上手く着火するには、マッチやライターでは不十分である。
強力なガスバーナーで線香に着火しているのを見たことがあるが、そんなものは持っていない。
ではどうするか?
先日、家のストーブ用に買ってきた灯油は使えないだろうか?灯油を線香の先端に少し染み込ませてマッチで着火すればよいのでは?
というわけで、灯油をほんの少しだけ持ってきた。

線香の着火用に持参した灯油

灯油の引火点は40度である。線香の先端にほんの少しだけ染み込ませれば上手く着火するはず。着火したら束の内側の線香が空気不足で消火しないように送風すればよい。ドリンク剤に少量入れて持ってきた灯油を金属のキャップに入れて線香の束の先端を浸した。

線香の先端を少し灯油に浸す

線香の束の先端を灯油に浸して、いよいよ着火だ。

線香に火は着いたのか?

先端部分をほんの少しだけ灯油に浸した線香をスタンドに差し込んだ。
マッチで火をつけると簡単に火がついた。
火をつけてから、ある程度バラしたのが良かったのかれない。
あまりきっちりと束ねていると空気が不足して不完全燃焼になるからだ。

完全燃焼している線香

バッチリ燃えている!
ある意味燃えすぎかもと思えるほどの燃焼度だ。
完全に線香が燃え尽きるのを見届けてから、霊園を後にした。
遠くにスカイスリーを見ながら静かな平日の霊園を散歩しながら帰途についた。

八柱霊園から遠くスカイスリーを臨む

晴天の平日、霊園には人影はまばらである。こんなに広い土地に、高い建物が全くないので視界は良好だ。ジョギングをしている人もチラホラ見かける。
平日の霊園、しかも快晴!
何という贅沢な時間の過ごし方!
自分も今度は走ってみようかなと思った。

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