鶯谷駅前交差点から言問通りを上野方面に向けて歩いていると、洒落た英語の看板が目に入った。
「INNO HOSTEL」「BAR cafe」と書かれている。中では外国人らしき人達が食事をしている。
玄関には「Welcome to INNO. Main entrance is on your right」と英語で書かれている。
![](https://coollife.tokyo/wp/wp-content/uploads/2017/12/244F828A-128E-41D3-87B4-0A9B2F3A8FE1-768x1024.jpeg)
宿泊者用の出入り口とCafeの出入り口が分かれているが、チェックインの際にはメインエントランス、つまりCafeの出入り口を使ってください、ということだ。
カフェの雰囲気が気に入って、ネットで検索するとINNO hostelは三軒あることがわかった。
一つは韓国のソウル、そしてあとの二つは、港区赤坂と台東区根岸だ。
このうち台東区根岸のINNO hostelは「INNO HOSTEL & PUB LOUNGE」と呼ばれており、問い合わせてみると、予約は「Booking.com」または「エクスペディア」から可能とのことだった。
INNO Hostelの公式ホームページもあるが、ブッキングはできない。
INNO hostel 公式ホームページ
また、経営者が韓国の人ということもあり、韓国語のブログが充実している。写真もたくさん載っているので、韓国語がわからなくても雰囲気はつかめる。
INNO Hostel 韓国語ブログ
![](https://blogpfthumb-phinf.pstatic.net/20140929_17/innohostel_1411999243535w1uUa_JPEG/blogtitle.jpg?type=f204_204)
また、ほかの予約サイトに記載はあったが、料金に大差はないことはわかっていた。
予約は何よりタイミングである。料金を比較しているうちに時間が経って予約が埋まってしまうこともある。
だから自分が使い慣れている「Booking.com 」でドミトリーの部屋を予約した。ドミトリーとは、相部屋である。
相部屋と言っても必ずしも他の人と同じ部屋になるとは限らないのだ。予約状況によっては一人で部屋を使える可能性もある。
さて、どんな部屋に割り当てられるのか?
もくじ
lNNO HOSTEL UENO 最上階のペントハウスに泊まる
さていよいよチェックイン。
どんな部屋に割り当てられるのか?一階の受付で鍵を渡された。五階の部屋である。二段ベッドがひとつある部屋で、他の宿泊客はいないとのこと。貸し切りである。しかも最上階。屋上の一角のペントハウスだ。このホステルのあるビルは5階建てだが、部屋は4階までがメインで、5階にはこの部屋だけだ。4階の上は屋上になっている。
屋上にはテーブルと椅子があるので、夜景を見ながら食事をというわけにもいかなかった。今は12月だ。寒すぎる。
![](https://coollife.tokyo/wp/wp-content/uploads/2017/12/6025C236-2F67-4D9F-BDEF-F13C26F9175D-1024x768.jpeg)
夜は鶯谷の有名な銭湯「萩の湯」で疲れを癒し、鳥椿へ
部屋にはユニットバスもついているが、やはりゆったりと湯船に浸かりたい人にはかなり物足りない。
というわけで、部屋の風呂には入らずに、近くの銭湯に行くことにした。
銭湯と言っても、スーパー銭湯にかなり近い銭湯で、名前は「萩の湯」という。
この種の宿泊施設はシャワーしかないことが多いが、近くに銭湯、あるいはスーパー銭湯があれば問題は全くない。
地図で確認すると「ひだまりの泉萩の湯」まで350メートルという近さである。萩の湯の詳細については公式ウェブサイトを参照してください。
ひだまりの泉萩の湯 公式ホームページ
![](https://haginoyu.jp/wp-content/uploads/2021/04/24_0085.jpg)
萩の湯にさっそく出掛けて外に出るともう日が暮れていた。
![](https://coollife.tokyo/wp/wp-content/uploads/2017/12/CB98DE6E-8ED1-4838-8661-88733DEDDF07-1024x768.jpeg)
銭湯で温まったら無性にお腹が空いてきた。そうだ。自分は腹が空いている。そんなことを思っていると、『孤独のグルメ』に出てきたお店「鳥椿」を思い出した。ホステルの一階にあるカフェで夕食をと考えていたが、方向転換することにした。
Season3-第八話「台東区鶯谷のアボカド鶏メンチと鳥鍋めし」である。
「鳥椿」にはカッコイイテーマ曲もある。
でも鳥椿はとてもこじんまりした落ち着くお店だ。
「ひだまりの泉萩の湯」から「鳥椿」まで600メールという近距離で、泊まっているINNO hostelはちょうどその中間地点だ。
鳥椿については、食べログやブログに写真や記事がたくさん出ているので写真は省略。
「鳥椿 鶯谷朝顔通り店 」
東京都台東区根岸1-1-15 渡辺ビル1F
鳥椿 鶯谷朝顔通り店
![](https://tblg.k-img.com/resize/640x640c/restaurant/images/Rvw/223619/eb548a952a832d95f65d5a6a0942fbba.jpg?token=52d2173&api=v2)
朝食はDr.Cafe本店で
翌朝はドクターカフェ本店で朝食。
2017年11月7日オープン新しい店なのだが、TKG(たまごかけご飯)でかなり有名なお店である。
鶯谷駅とINNO hostelのちょうど中間にある上に、台東区コミュニティバス北めぐりんの23番バス停鶯谷駅北から徒歩15メートルの距離にある。
朝は例によってパンなので、ご飯は食べなかった。
![](https://coollife.tokyo/wp/wp-content/uploads/2017/12/E9B4F2BB-996F-4880-812E-672D0E976978-1024x768.jpeg)
卵が美味しい
このDr.Cafeも詳細は食べログに出ている
Dr.Cafe 本店
東京都台東区根岸3-8-4 ISEビル 1F
![](https://tblg.k-img.com/resize/640x640c/restaurant/images/Rvw/178432/ddca48cc0324ef1b3ede9e3c4036c224.jpg?token=82eddf0&api=v2)
Dr.Cafe公式サイトもある。
軽い朝食をとった後は、近くにある台東区コミュニティバスめぐりんの23番バス停鶯谷駅北から、バスに乗り浅草へ向かった。
![](https://coollife.tokyo/wp/wp-content/uploads/2017/12/1EC02475-781E-45CA-AE3D-28B225466544-1024x648.jpeg)
約半日の近場の小旅行だったが、近隣の銭湯や、食堂が充実していた。実際ホテルの部屋にいるのは寝る時だけなので、快適なベッドさえキープできれば、広い部屋は特にいらないかなぁとバスの座席で思った。
【追記】INNO HOSTELの現況だが、名前が異なる宿泊施設となっている。したがってINNO HOSTELは閉店したことになる。
Google Steet Viewで確認すると以下の通り、
![](https://coollife.tokyo/wp/wp-content/uploads/2024/01/2019-5-inno-hostel-1-1024x599.jpg)
![](https://coollife.tokyo/wp/wp-content/uploads/2024/01/2020-3-Lodging-Tokyo-Uguisudaniに変わっている-1024x515.jpg)
INNOホテルは2019年から2020年にかけて閉店し、その後以下のYamato 5963 Hostel東京都に変わった。
![](https://coollife.tokyo/wp/wp-content/uploads/2024/01/2021年 5963YAMATO-hostelに変わっている.jpg)
そして、さらに2023年年初め頃にLodging Tokyo Uguisudaniに変わったとみることができる。Lodging Tokyo UguisudaniのレビューをBooking.comで確認すると最新の口コミが2023年12月であることから、現在営業中であることは間違いない。
目まぐるしくオーナーが変わり、店名も変わっているこの場所だが、営業形態は相変わらずホステルである。鶯谷という町にとってこのような海外旅行者向けの宿泊施設はやはり欠かせないものだということだろう。
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