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ジョージメンズコーチ・「筋トレしたらカッコ良くなるに決まってんじゃんよ」名言に秘めた音楽性を探る

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ジョージ・メンズコーチのYouTube動画の「”筋トレすらしてない男”は全員論外(一生モテるわけない)」に使われている「筋トレしたらカッコ良くなるに決まってんじゃんよ」というフレーズを音楽に乗せて反復再生することで、自己啓発トークに秘められた音楽的テクニックを浮かび上がらせてみよう。

今回取り上げたメインフレーズは、「筋トレしたらカッコ良くなるに決まってんじゃんよ」という部分である。

ジョージメンズコーチ「”筋トレすらしてない男”は全員論外(一生モテるわけない)」に使われているワンフレーズを音楽にして聴いてみる
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「筋トレしたらカッコ良くなるに決まってんじゃんよ」に潜む音楽性

「筋トレしたらカッコ良くなるに決まってんじゃんよ」はひらがなで書くと、23文字だ。Youtubeにアップロードした動画に使った音楽はBPM120で作られている。これは前回同様だが、4拍に23文字になる点がポイント。つまり、BPM120というリズムは1分間に120ビート/30小節入る、動画で使った音楽は19小節で作ってあるので、まあ20小節と考えると、20/30=2/3、1分間の3分の2で約40秒となっている。23文字を30倍すれば1分あたりの文字数がわかる。このフレーズの速度だと23×30で、690文字になる。標準的な速度を分速300文字として考えると、この動画におけるこのフレーズは2倍以上の速度で発話されていることになる。

しかも、このフレーズには、「あー」とか「えー」などのケバがなく、発音も非常に明瞭でシャープなものになっている。Youtube動画の再生をすると、動画のどの部分が一番再生されたのかが、分かるのだが、この部分の再生回数が最も多いものになっている。

再生回数だけでなく、リプライされた回数が最もおおい箇所もYoutube動画ではわかるようになっている

上に載せた動画のスクリーンショットの真ん中あたりに5:33に「リプレイ回数が最も多い部分」とある。一つの動画の再生数も出ているが、その動画の中身が均等に最初から最後まで全編再生されているわけではなく、ある特定の箇所が何度も再生される傾向があるようだ。そして、そこには名言が話されていることが多い。やはりこの動画も例外ではなく、最も印象に残る部分がここにあった。

キメのフレーズに続くたたみかけるような連続的に韻を踏んだフレーズ

キメのフレーズは先ほどのべた部分なのだが、そこに続くフレーズも、たたみかけるようなリズムを持っており、説得力を増すことに貢献している。たたみかけるフレーズとは以下の4個である。

・顔つき変わるんよ(9文字)

・体つき変わるんよ(10文字)

・男らしくなるんよ(10文字)

・強そうに見えるんよ(10文字)

全て、漢字で書くと文字数が同じになる点や、最後の4文字が韻を踏んでいる点が特徴的である。

1番目と2番目は「わるんよ」の4文字が韻を踏んでおり、3番目と4番目が「るんよ」の部分が韻を踏んでいる。

「筋トレしたらカッコ良くなるに決まってんじゃんよ」と言った比較的長めのフレーズを早口で明瞭かつシャープに言った後に、ダメ押しのように4種類のフレーズを連発している点もこの部分が動画の中で最も再生された回数がおおい理由だと考えられる。

この4個のフレーズも2小節に収まるテンポで発話されており、1小節あたり20文字となり、最初の長いフレーズより文字数少ないが、フレーズとフレーズの間の絶妙な間を考えると、ほぼ同じスピードとリズムで話されているとわかる。

筋トレはレップのタイミングが成否を分ける

筋トレは無闇にきつい負荷をかければ効果があるかというと、そうでもなくやり方によっては逆効果となる。やはり、「神の7秒」という言葉に代表されるように、バッチリとタイミングが合えば、最小限どの時間で、最大の効果をあげることも可能だ。ただし、その絶妙なタイミングが会得できる領域に達するのが非常に難しいと言える。ジョージメンズコーチのとーくでは具体的な筋トレの方法については言及されてはいないが、彼の話し方のテンポ感やスピード感、あるいは、話し方の変化の付け方などは非常に的を得たものである。だから、最初にあげたYouTube動画のように、彼のトークは音楽としても説得力のあるものになるのである。

たった1秒タイミングがずれただけでも、音楽は聴いている人にはすぐにわかってしまうものだ。それほどにタイミングが重要なのだが、それはトークスキルにおいても、筋トレにおいても同じことである。

メンズコーチの名言は音楽のように何度も繰り返し聴いてこそ効果がある

音楽は何度も聴いても、いい音楽や、好きな音楽だったら飽きることはない。ただし、同じ話を何度も読んでいると、内容によっては新たな発見があることもあるのだが、大抵は退屈してしまう。

ジョージの話を何度聞いても飽きがこないという場合は、やはり、彼のトークスキルが持っている音楽的な魔力に惹かれているのだ。

特に、難しいことを話しているわけではないのだが、いざ彼のいうことを実行しようとすると難しい。筋トレについて語るのは簡単だけど、実戦は難しい。

彼のトークに潜む音楽を体で感じたなら、体を動かしたくなるはず。

そんな力を持つ彼のトークの魅力を音楽を通して最大限度感じられたなら、行動に移すのも苦労はないはず。

そんな思いを込めてYoutube動画を作ってみた。何らかの精神的パワーを人に与えることを願っている。

またこの記事は自らのトークスキルを磨く素材としても役に立つはずである。

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