東京、品川区中延に「ファミリーレストラン西海」という、伝説のファミリーレストランがあった。焼きそばナポリタンで有名な店だ。
あったというのは、今はないということが、閉店の理由は2016年8月13日の火災によるものだ。原因は漏電だったとか。
火災直後の様子はTwitterされている。
 
在りし日の「ファミリーレストラン西海」もtwitterに載っている。
ファミリーレストランのイメージからはかけ離れているけど、この名前には深い意味が込められていたようだ。
もくじ
キタナシュランで放送された「ファミリーレストラン西海」
自分がこの伝説のファミリーレストランの存在を知ったのは、「とんねるずのみなさんのおかげでした」の「キタナシュラン」(現在は、きたなトラン)だった。2010年5月20日の放送だ。その様子はPandoraTV で今も見ることができる。
石橋貴明さんが店を覗いたとき、「沖縄の離島の感じがする」と言っていたが、まさに実際ファミリーレストラン西海に行ってみるとその通りだった。
オススメメニューは焼きそばナポリタンで、焼きそばの麺を使ってオイスターソースで炒めるというもので、マスターのオリジナルメニューだった。あのご飯に合う食感はなかなか出せるものではない。
ファミリーレストランの名前の由来をマスターに尋ねると、「子供達がファミリーで来るからってことですよね。最初は、牛丼屋だったんですよ。でも牛丼屋って平凡じゃないですか。それで、、、」という答えになってない回答だった。
ファミリーレストラン西海の真実
2015年3月21日放送の「坂上ジュニアの日本アブナいいね!大賞」でも「ファミリーレストラン西海」はエントリーNo.8に登場している。
PandoraTV でその様子は見ることができる。
この番組で、マスターはファミリーレストラン西海の名前の由来について、キタナシュラン(きたなトラン)とは違う答えをしている。
「うちのお店って一人でくるお客さんが多いじゃないですか、それでお客さん同士が仲良くなってファミリーを作っていく。実際お店で仲良くなって結婚したカップルも3組いるんですよ。離婚もしていないですね」
なるほど!それなら納得。常連客がファミリーの絆で結ばれているのだ。
30年以上も開店当時の店構えを維持して、ウェブサイトもない。でも繁盛している理由はマスターのそんなコンセプトにあったのだろう。
撮影中にカメラが曇ってしまい拭いているが、かなり店内は湿度が高かったようだ。これがもしや漏電の原因???真実は分からないけど。
ファミリーレストラン西海のマスター最期のテレビ出演
西海が閉店する約ひと月前にマスターは再びテレビに登場する。
2016年7月20日放送の「マツコ&有吉怒りの新党」だ。
こちらは、Vimeo で観れたのだが現在は削除されている。
「今週の怒られたさん」でマスターは登場するが、撮影は西海ではなく、ファミリーマート武蔵小山パルム店の前で行われている。
「うちのお店はホームレスから弁護士まで色んなお客さんが来る」とか、
「うちは牛丼屋なのに、僕は牛が食えない」
「愛想悪いとか、いらっしゃいませが聞こえないとか怒られるけど、事務的に聞き流すしかない。事務的っていうのは悪いことじゃないし、仕事っていうのは事務的なもんなんですよ」
とマスターの経営ポリシーが語られている。
ファミリーレストラン西海閉店後
ファミリーレストラン閉店後もマスターと何度かLINEで連絡をとった。
「今、新しい店を探しているけどなかなかみつからなくて、、、でも不退転の決意で頑張ります」とのことだった。
いつか西海というか、再開することを期待したい。
そして西海の今の様子もTwitter に出でいたので紹介したい。
ここの地でまたファミリーレストラン西海が再開するのかも?
Youtube にもひとつだけ動画があったので最後に載せておこう。
動画は2011年に撮影されている。ここでもマスターは焼きそばナポリタンをススメている。焼きそばナポリタンはよほどの自信作なのだろう。
またあの焼きそばナポリタンが食べたいものだ。
在りし日の西海の様子は以下のCroquettePunchさんのブログに詳しく出ている。興味のある方は是非読んでみてください。
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