日立の携帯用シェーバーは、安価だが、頑丈で水洗いもできる。その上内刃と外刃の替え刃が販売されているので重宝している。
内刃の型番はK-23U、外刃の型番はK-37Sだ。
構造的には往復型シェーバーだが、内刃の形状に特徴がありS-bladeと呼ばれている。
外から見ると半円形の刃が並んでいるようにみえる。
だが、刃の内側は空洞になっており、剃られたヒゲクズは刃の裏側にくっつく。だから、お湯や水でクリーニングしただけでは汚れが落ちない。
日立BM-S10のクリーニングはお湯洗いから
表面的には汚れがなくても、斜めから見るとかなりヒゲクズが付着している。
まずはスイッチをオンにして、温流水でシェーバーベッドを洗うとこから始める。2分ほど温流水で洗ってから汚れの落ち具合を確認する。
かなりひどい汚れである。外から見るとまったく気づかない汚れが付着している。
さて温流水で洗浄後はどの程度汚れは落ちているのか?
確かにある程度汚れは落ちているが納得のいくレベルには全く達していない。
シェーバークリーナーがやはり必要だ。
HITACHIシェーバークリーナーSC51Hでブラシクリーニング
HITACHIシェーバークリーナーSH-51Sは、シェーバー、バリカン用の汎用性スプレー式クリーナーだ。
洗浄、潤滑、防錆、芳香の4つの効果があるとスプレーボトルには書かれているが、特に匂いは感じない。無臭系のクリーナーを好む人には良いかもしれない。
スプレーするときは内刃を取り外して行う。そうしないと本体などにクリーナーがかかってしまい、拭き取るのが面倒になるからだ。
内側にクリーナーを吹き付けたら、専用の小さなブラシで掃除する。小さなブラシを使わないと奥まで届かないので、極力専用の小型ブラシを使うとスムーズにクリーニングを進められる。
内刃のクリーニング作業がメインになるが、意外と見落としてしまうのが、回転軸の周辺だ。ここに汚れがたまっていると回転性に影響を与えるので、入念に掃除したい。
クリーナーとブラシでクリーニング作業を終えた後の内刃は、完璧とは言えないまでもかなりいい線まで汚れが落ちている。
これ以上の完璧さを望むなら、温流水とクリーナーとブラシによるクリーニングを何度も繰り返すしかない。旅行中などはシェーバーの手入れをする時間も惜しいものである。
したがって日頃からこまめにクリーニングをしておくことが、クリーニングの時間短縮につながる。
日立SC-51Hは汎用性のクリーナーなので、刃の磨耗を防いだりする用途には、別途潤滑油を定期的にさす必要がある。内刃と外刃の接触が滑らかでないと、回転音もうるさくなるし、刃の寿命も縮まってしまう。
BM-S10は内刃も外刃も替え刃が販売されているが、やはり長持ちさせるような使い方が正しい使い方だと言える。
切れ味の悪いシェーバーでは、肌を痛めてしまう恐れもあるからだ。
1日の始まりは、爽快なシェービングから始まると言ってもいいだろう。
ヒゲの剃り残しがあると何よりも見た目がかっこ悪いし、何かと剃り残しが気になって仕事に集中できなかったりする。快適なシェービングは快調な仕事モード、旅行モードに気分を高める役割も担っているのだ。
コメント